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佐々木葵とは

はじめまして、このブログの記事を書いている佐々木葵(ささきあおい)です。

過去には、コンビニ店長としておでんを1日で3000個売ったり、きっぷ売り場で北陸新幹線1番列車のきっぷを売ったりしていました。

大昔には子役もやっていましたが、今は専らブログを書いたり、サービス代行業を営んだりしています。

このブログでは、おおむね以下の4つのカテゴリで記事を掲載しています。

トップページにはオススメ記事も載せていますので、ぜひご覧くださいませ。

2023.3.9 徳島付近の船上にて著者近影
子役時代の記憶
ノンビリ割安移動旅
コンビニ店長の策略
きっぷ売り場の向こう側
ブログ・日記

書ける人になりたいわけじゃないけど、書きつづけていきたい

Aoi
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今日も順調に書けない。

書かなくちゃいけないものもあるし、書きたいものもある。

これを書いたら、将来はきっとこうなるだろうという野望のような、妄想のようなものもある。

しかし書けない。

いま、コメダ珈琲で、空になったアイスココアのグラスを、ものすごい目つきで睨みつけながらこれを書いている。

ふと冷静になってみると「全く書けていない」わけでもない気もする。

これまで書いてきたからこそ、「書いてみたいこと」が増えただけで、自分の書くスピードが追いつけていないような気もした。

現に、今年書いた記事や制作物を冷静に振り返ってみた。

相当、書いているし、創っている。

いま、自分が「書けない」と思っているのは、どういうことなのだろう。

改めて、頭の中を整理してみた。

何も書けなかった頃は、書けたことが自信に繋がった。

ある程度書けてきた頃は、なんでも書けるような気がした。

書けるようになった頃に、書けないことがあることを思い知った。

そうやって、書き続けてきた。

頭の中の雑文を、なんとか丸め込んで、日本語の服を着せて、世の中に送り出してきた。

スマホを覗き込むあなたの興味や疑問を、目隠しで想像しつづけた。

そうだった、分からなくて当たり前だった。

分からないくせに、分かったふりが板についてしまったのかもしれない。

いつの間にか、慢心に陥っていた。

今までなかったものを創ろうとしているのだから、易々と書けるわけもない。

いまでは、もう趣味の範疇を超えて仕事になっている「書く」ということ。

「書ける私」でないといけなくしてしまった。むしろ、書ける私をセルフプロデュースしていた。こんなこともできるんです、みたいな。

でも、その実はいつも泥臭い毎日だ。

いつも書けなくて、机の前で絶望している。

書けないと思い悩む自分自身ですら、自分自身に同情することはない。

冷たいナイフの切先を、こちらに向けつづけている。

書けない自分は、存在してはいけない。

そんなプレッシャーを与え続けている。

でも、そんな苦しい毎日の、ある瞬間に、頭の中で爆発が起こったような瞬間が訪れる。

書きたくて、書きたくて、たまらない瞬間。

3点差の9回裏ツーアウト満塁で打席に立つような気持ちで、キーボードを叩ける日が1ヶ月に1回くらいある。

ここで俺に回せ、さぁ書いてやる、みたいな。

ここまで書いて、少し思ったことがある。

まだ答えは出ないけど、もしかしたら。

「それまで書けずに苦しんだからそんな日が来るのかもしれない。」

だとしたら、こうして書けないと絶望したり、もがき苦しむ日々にも意味があるかもしれないと期待してしまう。

書けた記事は増えていくけど、書きたいことは、それを上回るペースで増えつづけていく。

書けない私は肥大していく。

しかし、それは、問題でもなくて、正常進化なのかもしれない。

そう思うと、不思議と、少し楽になるような、ならないような。

そんなお話でした。

いや、いい具合に考えることができたので、フィッシュフライバーガーを追加注文してから帰ろうと思います。

いただきます。

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ABOUT ME
佐々木葵
佐々木葵
ササキアオイ
昭和の終わりに板橋区で出生。東京/東村山在住。2005年頃から複数のブログを運営。
フリーランスの制作チームを運営。→オープンクラスター
著者を象徴するワード:店舗チェック/コカ・コーラ/BUMP OF CHICKEN/東村山市公式地域ライター/猫/深夜徘徊
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