深夜、駅前で読書をしたので、少し思うこと
Aoi
佐々木葵.com
どうにも頭が働かなかったりすることがある。
そういうときに限って、今日締め切りだとか、期限付きのタスクが手元にあったりする。
そんな折に、何も作り出せない自分に嫌気がさして、つい創作のアクセルを緩めてしまうことがある。
昨今の娯楽や暇つぶしなどは、いちど足を踏み入れてしまうと、もう戻れなくなることがほとんどだと感じる。
たぶんというか、ほぼ確実に戻れなくなることを予感させる経験則がある。
これは、きっと何かで紛らわすものではないと、スマホに伸びようとした左手を見て思う。
書けない自分を直視するのも飽きてきた。
創れない自分に伴走するのも疲れてきた。
でも、この退屈を何かで紛らわせてしまうと、創れなくなることも知っている。
最近は、そういう面倒くさい衝動と、どう上手く付き合うべきかと考えたりする。
AIが台頭し、創ることへの時間投下の概念が大きく動く中、それでも創ろうとする自分がいる。
創りつづけたいと願うその源泉に、どう火をくべていけるだろうか。
今日も明日も何もできないかもしれないけど、その苦しさを紛らわすことはせずに、しっかりと向き合って創りつづけていきたいと思います。